2017年08月09日
針突 ハヅキ に思いを寄せて

昔、奄美群島の島々には
女性の手甲に入墨をする風習がありました。
諸説ありますが・・・
奄美の針突(ハヅキ)は、成人式と関係があり、
手甲に針で突かれた時の痛さは大変だった様で、
これを施して初めて一人前の女性として認められたそうです。
更には、入墨の無い女性は、死後は地獄に落ちるという信仰もあり、
明治9年、政府が禁止するまで、島の女性の重要な儀式でした。
裕福な家では、入墨する日柄を選び、有名な入墨師を招き、
その日は親戚縁者集めてお祝いする程であったとか・・・
・成人の証
・極楽浄土への切符
・魔よけ、長寿
・守護神
その文様の持つ大切な意味と神秘的な美しさは、
女性の誇りであり、憧れでした。
現代、消えてしまったこの風習に思いを寄せて
アロアロイエローオリジナルの針突グッズを作成しています。
奄美に自生する「琉球松」や「楠木」などの木々を針突模様に加工し、
ネックレス・ピアス・ミサンガ・ストラップ・しおり etc~
古来からの奄美独特の風習を大切に記憶に留める為にも、
一つ一つ丁寧に手作りしています


アロアロイエローネットショップ

鹿児島県奄美市名瀬入舟町10-1
TEL&FAX:0997-69-3773
Posted by ALOALOyellow at 11:03│Comments(0)